突発非同期不連続

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“「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」の改正に関する意見募集の実施について”意見提出しました。

「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」の改正に関する意見募集の実施について/パブリックコメント:意見募集中案件詳細について、以下の通り意見を提出しました。

  • 図書館が社会で果たすべき役割とその調和
    • 社会の中の図書館の役割と調和を図る。特に書籍の提供における出版界との役割分担を行うため、複本に関してガイドラインを設けてはどうか。(例:人口または図書館利用者あたりの冊数)複本が占める蔵書の割合や売り上げに対するインパクトについて、影響は微小との報告もあるが、一冊でも売りたい作者、出版社の心象を悪くするばかりである。
  • 公立図書館によるポイントサービスについて
    • ポイント付与、特定企業の仮想通貨的なポイントサービスは望ましくなく、スタンプカードや読書通帳により図書に関係する商品や地域振興商品券の配布。また特定企業のポイントサービスを利用するかどうか、利用者の選択によりサービスレベルに違いが生じるサービスの提供は望ましくない。
  • 図書館の地位向上、司書の待遇改善
    • 図書館の社会や世間における地位、プレゼンス、存在感を向上させる必要がある。それには司書の待遇の向上、また質・量の底上げが必要であり、そのために必要な基準を設定されることを強く希望する。
  • 無図書館市町村の解消
    • 自治体毎に設置する基準が「努めることが求められる」つまり努力目標の設定に留まっている。現在公立図書館未設置の自治体がまだ存在しており、無医村ならぬ「無図書館市町村」の解消に向けて、都道府県が果たす役割を明確化することを望みます。
  • 都道府県および市町村の役割の明確化
    • 都道府県立図書館の役割について、「住民の直接利用に対応する体制も整備すること。」についてはは条件付き(都道府県図書館設置自治体に公立図書館が無い場合、あるいは著しく利用が不便な場合など)とし、より域内の市町村立図書館や未設置市町村に対する支援の役割を明確にして欲しい。

以上


ネット上で見つけた他に提出された意見は次の通りです。